念願のホテル・・・
旅行の楽しみの一番は観光ですが、二番目に楽しみにしているのがホテルです。
今回は、「Eastern & Oriental Hotel」、通称「E&O」に泊まって来ました。
シンガポール・ラッフルズ・ホテルの創業者でもあるサーキーズ兄弟が貿易中継地として
栄えていたペナン島に1885年に創業したホテルです。
著名人が長期滞在をしていた部屋に「ウィリアム・サマセット・モーム 」「ノエル・カワード」と
名前が付けられていおり、チャップリンをはじめ、泊まったことのある多くの著名人の写真が
ロビーにかざってありました。
客室は100室。全ての部屋がベッドルームとリビングルームが分かれたスイートルーム。
家具も美しい木目の家具で統一され、高い天井と天然の木床、手織りのラグ、大理石の
バスルーム、全ての個室に電話機を設置してあり、その華やかなりし面影は、100年以上
たった現在も、優雅さをたたえていました。
美しいものは、何年たっても美しい。高価なものがあるからではなく、美しく見える配置で
あり、機能的な配置を考えられているので、広すぎる空間も必要最小限の家具で埋めて
あるだけなのに、落ち着きと安らぎを感じられる素敵に部屋でした。
インテリアは空間を美しくするものですが、コーディネーターとして、機能性だけでなく、
プラスアルファが提案できるよう日々精進したいと考えさせられる旅行でした。
rcia6
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